カンタブリアに帰還したドムドムら視察団の報告を受け、赤毛の一族は有事に備えてカンタブリア同盟を結成するとともに、ドルドとの間に移民協定を締結し、その一カ月後、、第一次移民団がウルダイバイに到着することになる。 ところがドルドの移民団と先住の赤毛の一族の関係は必ずしも良好とはいえず、狩の最中の事故をめぐって紛争が絶えなかった。そんな最中、終始ドルドの進出に反対していたイバイとその同志がレケイティオ山中でドルドの大使アベルを襲撃するという事件が起こる。アベルは一命はとどめるがドルドに帰還後大使の任は解かれ、代わりの大使として任命されたセサルは大勢の戦士とともにウルダイバイに向かい、途中、使者を通じてサンチマミニェ洞窟の開城を迫る。これにはサンチマミニェの長アジェルも業を煮やしてイバイの計画を黙認し、アルミンツェ滞在中のセサルを奇襲させる。しかし、奇襲は失敗してイバイとその同志らは囚われの身でサンチマミニェに帰還することになる。 サンチマミニェを陥落させてセサルの措置は以外に寛大でサンチマミニェの長アジェル、イバイらは郷内から追放、近隣の他の同胞らは現状を安堵されるとどうじにウルダイバイ地区はセサルを長とする自治区としてカンタブリアから切り離されることになる。 しかし、状況はウルダイバイ地区の移民団の中から新興のペロン一族が台頭し、同族の自衛を主張して領地の拡大をはかるようになる。その結果勃発したのがネルビオン川西岸をめぐるカンタブリア同盟との攻防戦である。この攻防戦にはドムドムら主力も参戦するが結局赤毛の戦士たちは次々と後退し、カランサ渓谷のポンドラ、ミロンに続いてカスティージョ洞窟も陥落することになる。 一方、壁画習得のためドルドのイストゥリッツに残留したマオマオは赤毛との関&